「バンクシー展 天才か反逆者か」を讃える。
こんにちは。elephantearです。🐘
先日、「バンクシー展 天才か反逆者か」に行ってきました!
私がバンクシーの存在を知ったのは、去年の5月にイギリスの病院へバンクシーの絵が届けられたというニュースを目にしたことがきっかけです。
その絵というのが、こちらです。
医療従事者の方を新しいヒーローとして讃えていると同時に、バットマンやスパイダーマンがゴミ箱にいれられていることから、使い捨てられていくことも意味しているのではないかと解釈を知り、衝撃を受けました。
しかし今回讃えたいのはバンクシーではなく、「バンクシー展」です。
副題の「天才か反逆者か」にもそそられて見に行った展示会でしたが、正直、反逆者だ!!という認識になるのかなーならないだろうなーと思っていました。
しかし、様々な活動内容を知り、共感する部分もあれば、んーこれは、、(特にディズマランドのあたり)と反発する部分もあり、結果、天才と反逆者の両方に投票しました。
(展示会の最後にQRコードで投票できる仕組みになっています。)
このように、バンクシー大絶賛!!!という心情にはなれなかった私ですが、この「バンクシー展」に対しては大絶賛!!!という気持ちでいっぱいになりました!
これまで両親に連れられて、ゴッホやモネなどいくつかの展示会を美術館で見てきましたが、その技術性ではなくメッセージ性に価値がある展示会は私の中では初めてでした。
この絵はいつごろ描かれて、こういう技法が用いられていて〜というような受け身姿勢ではなく、この絵にはどんなメッセージが込められているんだろうと主体的に考える必要がある展示会はとても新鮮で、それと同時に、バンクシーはまさにこういう、「考える」ということを訴えかけたいんだろうなと感じました。
先進国で豊かに生活している私たちには想像もできないような苦しみが同じ世界の中で確かに存在していて、もちろんそれはこの日本においてもいえることであって、
「おかしい」と感じる状況に対しては、「仕方ないよね」と受け止めるのではなく、「間違っている」とはっきり言える、言えなくても意思として待ち続ける、そんな芯が必要だと感じました。
「そういう考え方もわかるよね〜」と全てを受け入れてしまい、曖昧な立場になりがちな私ですが、少しずつ変えていきたいなと改めて感じました!
といいながら、投票の時点でその曖昧さをばっちり発揮してましたね、、、😔
そして、卒論などを通して過度な消費社会に対しては私自身違和感を覚えているところがあるので、その違和感を大切にこれからも生きていきたいと思いました!!
「バンクシー展」にこれから行かれる方は、イヤホンをお忘れなく!👍🏻(解説が聞けます。)
そして、天才と反逆者の投票もお忘れなく!👍🏻
以上、ただの感想でした!!